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ご挨拶

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フラッシュ戸(ドア)の特徴と構造

フラッシュ戸とは

フラッシュ戸(ドア)とは、内部が空洞で構成されたドアのことを指します。通常、角材や厚い板を用いて空洞の枠組みを形成し、その上にベニヤ板などを貼り付けて平らに仕上げることで、軽量かつスタイリッシュな外観を実現します。この構造は「flush」(平ら)の意味を反映しており、さまざまな面材を組み合わせることが可能です。

フラッシュ戸の構造の特徴
中身のない構造:
フラッシュ戸は中身が空洞のため、通常の木材ドアよりも軽量で、持ち運びや設置が容易です。
平らな表面:
表面が平らに仕上げられているため、洗練された外観を持ち、インテリアにも調和します。
Q
額入りフラッシュ戸とは何ですか?
Q
片開き扉や引き戸の補修や改造はどのように依頼できますか?
Q
リフォームにかかる費用はどのくらいですか?

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フラッシュ戸のリフォーム(改修)事例

フラッシュ戸の窓部分の切り取り

株式会社スズハル 記事【フラッシュ戸】額入り、小窓付きの扉にリフォーム。片開きドアや引き戸の補修や改造をオーダー 額のカット 鉋1
株式会社スズハル 記事【フラッシュ戸】額入り、小窓付きの扉にリフォーム。片開きドアや引き戸の補修や改造をオーダー 額のカット 鉋2
株式会社スズハル 記事【フラッシュ戸】額入り、小窓付きの扉にリフォーム。片開きドアや引き戸の補修や改造をオーダー 額のカット 鑿
フラッシュ戸の窓部分の切り取り手順
  1. 材料の確認

    下地材: アガチスなどの集成材

    表面材: メラニン化粧板を貼ったメラニン合板

    厚み: 見込み部(額が入る部分)の厚みが約160mm

  2. デザインの確認

    今回のデザインは額入りのフラッシュ戸で、内部構造が中骨のない状態です。これにより、窓のサイズを大きめにすることが求められます。

  3. 窓部分の寸法測定

    取り付ける窓の寸法を測定し、切り取り位置を決定します。事前にデザインを考え、寸法を正確に記録することが重要です。

  4. 内部構造の確認

    職人がドアを指で「コツ・コツ」と叩き、内部にある木材の位置をダウジング(見立て)します。この作業は、切り取り後の補強を考慮するために重要です。

  5. 切り取り作業

    計測した寸法に基づいて、切り取り作業を開始します。

  6. 反り防止の保管

    フラッシュ戸は立てて置くと反りが生じることがあるため、改修作業中は必ず平積みで保管します。

  7. 断面の仕上げ

    切り取りが完了したら、**鑿(ノミ)鉋(カンナ)**を使用して、切り取った断面を平滑に仕上げます。これにより、次の工程での接着がスムーズになります。

小窓の取り付け

株式会社スズハル 記事【フラッシュ戸】額入り、小窓付きの扉にリフォーム。片開きドアや引き戸の補修や改造をオーダー 額の取り付け 1
株式会社スズハル 記事【フラッシュ戸】額入り、小窓付きの扉にリフォーム。片開きドアや引き戸の補修や改造をオーダー 額の取り付け 2
株式会社スズハル 記事【フラッシュ戸】額入り、小窓付きの扉にリフォーム。片開きドアや引き戸の補修や改造をオーダー 額の取り付け 3
額の材質と特徴
  1. 材料の確認

    材質: ウォールナット材(未塗装)

    窓部分の仕様: ガラスではなく不透明アクリルを採用し、ドアの重量を軽減しつつ室内の目隠し機能を持たせています。

  2. 額の準備

    事前に額のサイズを窓部分に合わせてカットし、適切な形状に整えます。

  3. 窓部分の位置確認

    窓部分に対して額が正確にフィットするよう、取り付け位置を確認します。隙間がないように慎重に位置決めを行います。

  4. 接着剤の使用

    額を取り付ける際は、強力な木工用接着剤を使用します。接着剤を均等に塗布し、額を窓部分に押し付けて固定します。

  5. クランプで固定

    接着剤が乾燥するまで、額をクランプで固定します。これにより、しっかりとした接着が可能になります。

  6. 仕上げの確認

    接着が完了したら、仕上がりを確認し、必要に応じてサンディングを行い、表面を滑らかに整えます。

  7. 塗装(オプション)

    ウォールナット材の美しさを引き立てるために、必要に応じてウレタン塗装を施します。未塗装の状態では自然な風合いを楽しむことができますが、塗装をすることで耐久性を向上させることも可能です。

完成

株式会社スズハル 記事【フラッシュ戸】額入り、小窓付きの扉にリフォーム。片開きドアや引き戸の補修や改造をオーダー 完成1
株式会社スズハル 記事【フラッシュ戸】額入り、小窓付きの扉にリフォーム。片開きドアや引き戸の補修や改造をオーダー 完成2

フラッシュ戸(ドア)の取り付けが完了しました。額入りデザインにより、外部や内部からの採光が可能となり、オフィスの雰囲気に合った間切りが実現しました。このデザインは、明るく開放感のある空間を演出し、機能性と美しさを兼ね備えています。

フラッシュ戸(ドア)製作ならお任せください。

フラッシュ戸(ドア)製作のポイント
フラッシュ戸は内部が空洞で軽量な構造を持ち、表面が平らに仕上げられているため、スタイリッシュでインテリアに調和する
窓部分を切り取り、構造補強を施し、額を取り付けることでデザインを一新。アクリルを使用することで軽量化し、目隠し効果も実現
リフォームにより、外部や内部からの採光が可能となり、オフィスの雰囲気に合った魅力的な間仕切りが完成

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