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フラッシュ戸(ドア)の特徴と構造
フラッシュ戸とは
フラッシュ戸(ドア)とは、内部が空洞で構成されたドアのことを指します。通常、角材や厚い板を用いて空洞の枠組みを形成し、その上にベニヤ板などを貼り付けて平らに仕上げることで、軽量かつスタイリッシュな外観を実現します。この構造は「flush」(平ら)の意味を反映しており、さまざまな面材を組み合わせることが可能です。
- Q額入りフラッシュ戸とは何ですか?
- Q片開き扉や引き戸の補修や改造はどのように依頼できますか?
- Qリフォームにかかる費用はどのくらいですか?
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フラッシュ戸のリフォーム(改修)事例
フラッシュ戸の窓部分の切り取り
- 材料の確認
- デザインの確認
今回のデザインは額入りのフラッシュ戸で、内部構造が中骨のない状態です。これにより、窓のサイズを大きめにすることが求められます。
- 窓部分の寸法測定
取り付ける窓の寸法を測定し、切り取り位置を決定します。事前にデザインを考え、寸法を正確に記録することが重要です。
- 内部構造の確認
職人がドアを指で「コツ・コツ」と叩き、内部にある木材の位置をダウジング(見立て)します。この作業は、切り取り後の補強を考慮するために重要です。
- 切り取り作業
計測した寸法に基づいて、切り取り作業を開始します。
- 反り防止の保管
フラッシュ戸は立てて置くと反りが生じることがあるため、改修作業中は必ず平積みで保管します。
- 断面の仕上げ
切り取りが完了したら、**鑿(ノミ)や鉋(カンナ)**を使用して、切り取った断面を平滑に仕上げます。これにより、次の工程での接着がスムーズになります。
小窓の取り付け
- 材料の確認
材質: ウォールナット材(未塗装)
窓部分の仕様: ガラスではなく不透明アクリルを採用し、ドアの重量を軽減しつつ室内の目隠し機能を持たせています。
- 額の準備
事前に額のサイズを窓部分に合わせてカットし、適切な形状に整えます。
- 窓部分の位置確認
窓部分に対して額が正確にフィットするよう、取り付け位置を確認します。隙間がないように慎重に位置決めを行います。
- 接着剤の使用
額を取り付ける際は、強力な木工用接着剤を使用します。接着剤を均等に塗布し、額を窓部分に押し付けて固定します。
- クランプで固定
接着剤が乾燥するまで、額をクランプで固定します。これにより、しっかりとした接着が可能になります。
- 仕上げの確認
接着が完了したら、仕上がりを確認し、必要に応じてサンディングを行い、表面を滑らかに整えます。
- 塗装(オプション)
ウォールナット材の美しさを引き立てるために、必要に応じてウレタン塗装を施します。未塗装の状態では自然な風合いを楽しむことができますが、塗装をすることで耐久性を向上させることも可能です。
完成
フラッシュ戸(ドア)の取り付けが完了しました。額入りデザインにより、外部や内部からの採光が可能となり、オフィスの雰囲気に合った間切りが実現しました。このデザインは、明るく開放感のある空間を演出し、機能性と美しさを兼ね備えています。
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