技術情報：木材加工

スピーカーボックスの量産

試作から量産まで：アセンブリや塗装で一貫生産

スピーカーエンクロージャー(スピーカーボックス)製造で培った、材料手配から加工、組立て、塗装、組付けまで行える生産体制により、多工程になりがちな試作・量産において、納期の短縮などお客様のご要望に柔軟に対応いたします。

▶スピーカーボックスの製作事例はこちら: 小型から大型まで、重低音、音響の音質にこだわったクラシックやハイエンドの高音質な箱組や、卓上やスタンドにより棚置きできるタイプ、丸型、業務用スピーカーボックスなど、長年の歴史がある日本製スピーカーボックスメーカーがオーダーを承ります。図面をもとに、木材の材質の違いやバスレフ型、密閉型といった構造のメリットを比較し、吸音材の取付や台座部品やバッフルなどのパーツ作成、ロゴや塗装のおすすめの仕様をご提案いたします。また、スピーカーボックスの修理に関してもお気軽にご相談ください。

▶スピーカーボックスの塗装についてはこちら: スピーカーボックスの塗装として代表的なウレタン塗装のメリットや実例についてまとめました。ウレタン塗装でどういった材質のものが塗装できるのか、また仕上がりはどのようになるのか簡単に分かりやすく説明いたします。

木箱・キャビネットの製作

木工職人による豊富な知識

精密機器用木箱・刃物収納ケースと幅広く木材加工技術を生かした生産活動を行っています。そのほかにも、テレビスタンドや看板、サインボード、店舗用什器等の製造も可能ですので、ご相談ください。

▶木箱の製作事例一覧はこちら: 小型から大型まで、薄型の刃物ケースや持ち手と蓋付きの精密機器収納ボックスなど、用途や寸法に合わせた業務用木箱メーカーです。既製品ではなく、オーダーメイドの日本製木箱を作成したい方におすすめです。設計した図面に沿って、材料を調達し自社で大きい薄い合板から底板や木枠を縦長に切り出すので、中量産のオーダーに対応可能です。

▶キャビネットの製作事例はこちら

飲食店店舗や展示会などの業務用ディスプレイカウンターや、既製品ではなくオリジナルで家具やインテリア、キッチンに合わせたスタンド脚付きデスクやボックス型チェスト製作などのご注文を承ります。

・店頭の設備レイアウトの寸法に合わせてサイズオーダー

・洗面台、机回りに上置きできるミニサイズでスリムなラック

・薄型で平置きできるスライド扉付きのサイドボード

など、小型から大型まで、合板や無垢材などの幅広い木材素材を組み合わせ、図面の設計から専門業者への塗装の手配、また塗り替えなどのご相談も承ります。

▶キャビネットの塗装についてはこちら: 塗装業者の手配により、木目を消したり、お好みのカラーの割合を配合することが可能です。

レーザー加工（カット・彫刻）

レーザー彫刻機によるカットや彫刻

木材への名入れ、ロゴやイラストの彫刻、アクリル板やフェノール樹脂のカットが可能です。

レーザー加工の流れ

材料調達方法の決定

レーザー彫刻用に材料支給していただくか、または弊社で調達かをお知らせください。（彫刻がきれいに仕上がるのは、「ヒバ」「ヒノキ」などの木地が白い材質です。）なお、木材加工も併せてご依頼のお客様は、お問い合わせ時に図面などご提示いただき、加工可否をおはやめにご確認いただけますと、スムーズに製作いただけます。
▶対応素材について

フォント(字体）の指定またはロゴデータ等支給

（文字彫刻の場合）フォントまたは字体をご指定ください。画像データやai.データから文字抽出も可能ですが、テキストデータによる彫刻を推奨しております。（ロゴやイラストデータの場合）ai.データを推奨しております。（※その他データに関して、画像の解像度が低い場合、またはパスデータが多い場合はパスデータ修正費用が発生する場合がありますのでご注意ください。）また、彫刻場所や彫刻する名前など再度ご確認いただき、彫刻位置が分かる図面等をご提出ください。
▶画像データとテキストデータによる彫刻例

お見積もり

製作工期とコストを算出し、お見積もりを提出いたします。※お見積書を受領いただいた後の変更は再見積もりや追加料金等が発生しますのでご了承ください。

受注

見積書記載の仕様に沿って製作いたします。

製品のご確認

現物の製品をご確認いただきます。

納品

製品の受領をもって納品完了とさせていただきます。

▶レーザー加工の製作事例はこちら: 合板や無垢材、アクリル板を使い、出力設定を変えることにより様々な加工ができるのがレーザー加工の特徴です。一個から量産加工まで対応可能ですので、まずはご相談ください。

木材加工

木工機械加工：無垢材や化粧板など、様々な材質に対応

無垢材を扱うには、たくさんの経験と知識を必要とします。60年以上のピアノ部品量産で、同じ精度の木材加工部品を一定の品質で量産する技術を培ってきました。

▶ピアノ部品の製作事例はこちら: ならい旋盤を用いて高精度な木工加工を実現しています。本記事では、ならい旋盤の機能や特長、加工可能な曲面や形状について詳しく解説し、工場での実際の使用例も紹介しています。木工加工の精度と効率を向上させるための技術的なポイントや活用方法について知りたい方に最適です。

▶化粧板の製作事例はこちら: 突板による加工は、無垢材や合板が下地である製品において、カットした小口など側面の断面や天板に接着剤で直貼りなどの貼り方を構造とした製造方法です。ウォールナット等素材の色や木目の模様を活かしたフローリングなどの床材、内装材やディスプレイに用いられるほか、角の形状に沿って突板を曲げることで曲面状の木製品にも対応可能です。研磨後、板目に合わせてウレタン塗装、オイル塗装、クリア塗装、ニス、再塗装、オイル仕上げなどをを施します。反りと変色に強く、オイルメンテナンスなどで手入れしやすいメリットがある一方、凹みや割れた場合補修が難しいというデメリットがあります。なお、突板のようなシート状の材料は挽板、単板、化粧板など使用する材質や厚みが何ミリかの違いによってメーカーごとに呼び方が異なる場合があります。