ボッチャランプとは?
「ボッチャ」は、障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。この競技では、選手がボールを的に近づけることを目指しますが、自力でボールを投げるのが困難な選手にとって、補助具(ボッチャランプ)の利用が不可欠です。
ボッチャランプの役割
「ボッチャランプ」とは、競技用ボールを投げる際に、選手やランプオペレーターが使用する補助具です。この器具は、正確にボールを投げるための重要なツールとなります。
- 正確な狙い:本体の中心線により、ボールの狙いを正確に定めることができます。
- 先端固定式:延長パーツを取り付けても先端が浮かない設計で、安定性を確保しています。
- Qボッチャランプのサイズや色のカスタマイズは可能ですか?
- Qボッチャランプは屋内外のどちらで使用できますか?
- Qボッチャランプの主な素材は何ですか?
木工技術を活かしたボッチャランプの製造
高精度な組工法
創業70余年の経験を活かし、スロープ部には「ほぞ組」と呼ばれる接合技術を採用しました。この技術は、木箱やキャビネット製作で使われるもので、直角や直線を隙間なく固定することができます。これにより、ボッチャランプの正確な直線性と揺れの抑制を実現しています。
精密な加工技術
スロープ部の側面と底面が正確な直角で組まれている様子からも、当社の木工技術が生かされています。この高い精度により、スロープの直線から先端の曲線部分まで、スムーズにボールを送ることができます。
他の製品との相乗効果
当社のボッチャランプ製造部署では、キャビネットやスピーカーボックス、木箱など、他の木工製品も手掛けています。以下のリンクから、木材加工の詳しい情報をご覧いただけます。
制作プロセスの紹介
スターター部の製作
ボッチャランプのスターター部は、アクリル板をレーザー彫刻機でカットし、接着剤で組み立てます。左右に取り付けた磁石により、選手の背丈に応じた位置調整が簡単にできます。
スターターアセンブリ
ボール固定部品を取り付けます。
精度を保証する基準線
レーザー隅出し器を使用して基準となる中心線をマークし、ボールの狙いをより正確に定めることが可能です。
本体のアセンブリ
金具を取り付けます。作業風景は次の動画でもご紹介しております。
シクネステープ(フィラーテープ)の貼り付け
シクネステープ(フィラーテープ)と呼ばれる金属製のテープを左右に貼り付けます。このテープにスターターの磁石がしっかりと付着するため、選手の背丈に応じてスターターの位置を自由に調整できます。
磁石の特性により、軽い力で簡単に取り外しが可能で、扱いも非常に簡単です。また、スターター自体には中心線が印刷されているため、ボールの狙いをより正確に定めることができます。
ボッチャランプの製作をご検討の方へ
- 高度な木材加工技術
株式会社スズハルは、70年以上の経験を活かし、「ほぞ組」接合技術で高い精度と安定性を提供します。 - オーダーメイド設計
お客様のニーズに応じたオーダーメイド製品を製作し、木材の特性を最大限に活かしています。 - 高品質な仕上がり
キャビネットや木箱製作の技術を活かし、細部まで丁寧に仕上げた高品質なボッチャランプを実現しています。
まずはご相談ください。
弊社ではボッチャランプの製作を手掛けており、豊富な知識とノウハウがあります。お客様のご要望に応じたボッチャランプを製作しますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
【お問合せをお考えのお客様へ】よくある質問のご確認を推奨いたしております。
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2024/6/24追記:木材を使った商品開発のお問い合わせをいただきました。