精密機器収納ケースの製造
・試作から量産に対応した生産体制
・小型から大型まで作成の注文ができる
・組み方のご提案や金具や留め具の取付けに対応
などのメリットにより寸法や用途に最適な木製精密機器トランクケースなどの特注品のオーダーを承ります。
精密機器収納ケースの製造工程
木取り
大きい合板から木枠、天板、底板の材料を切り出します。パネルソー、ベンチソーで幅をカットし、横切盤で長さをカットします。
使用材料はシナ合板のt9・t5.5です。
木枠の製作
木枠を組み立てます。材料を治具に沿って接着剤で貼り合わせた後、ピンネイルで留めます。
▽寸法違いの木箱も製造しております。
木枠の圧締
圧締治具にセットし、ハタガネで締めます。また、作業工程は以下の動画でもご紹介しています。
箱組
木枠に天板と底板を貼り付け、箱を組みます。木枠の組み立て同様、木枠に天板を接着剤で貼りつけ、ピンネイルで留めます。底板も同様に行います。
プレス圧締
木端処理
パテ補修
塗装に影響が生じないよう、部分的にパテで補修し、滑らかな表面に整えます。
細かな作業ですが、塗装時の不具合を避けるために、材料の状態に応じて行っています。
サンディング
サンダーで側面をサンディングし、平面を出します。
挽き割り
蓋付きの仕様に合わせ、ベンチソーで箱の中心を挽き割り、蓋と収納部を製作します。
▽ボックス型や縦長の木箱など、様々な形状の木箱を製造しております。
手仕上げ
塗装前の最終仕上げとして木口をサンドペーパーで仕上げます。
▽木材の塗装(ウレタン塗装 (pu塗装、カラー塗装、クリア塗装)について
錠、パーツのアセンブリ
塗装上がりの製品に丁番とパッチン錠・持ち手の取付を行います。治具で固定し、穴位置に注意しながら作業します。
完成品
今回ご紹介した薄型木製ケースの完成品です。薄い材質で軽量なため、持ち運びに適しています。
針釘(ネイラー)は 表面より中に入り込んでいますが、針釘の箇所をわかりにくくする方法として、パテ盛り仕上げもご用意しております。
木製ケースの製造ならご相談ください。
いかがでしたでしょうか?既製品の現物をもとに図面の設計を行ったり、アセンブリ(組付け)対応により一貫生産することが可能です。
日本製の業務用木箱・什器・ボックス 通い箱 専門メーカーとして釘なし、継手などの組み方、また無垢材など材質のご提案をいたします。木工製品でお困りの方は以下のお問い合わせフォームより試作・量産のお見積もりなどお気軽にご相談ください。
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2024/6/24追記:アンティーク調、オイルステインまたはワックス仕上げ、椅子、内箱、内箱蓋、トレー、下板、キャンプ用品を収納するBOXのお問い合わせをいただきました。
2024/7/11 追記:大型工具 収納木箱 製作のお問い合わせいただきました。
2024/9/13 追記:収納箱製作依頼のお問い合わせをいただきました。
2024/9/30 追記:現物確認による化粧木箱の製作依頼のお問い合わせをいただきました。