曲線加工なら「ならい旋盤(コッピングマシン)」
ならい旋盤はコッピングマシンとも呼ばれる曲面加工や曲面削りができる木工旋盤機械の一つです。マスター型の形状に沿って高速回転で加工材を自動切削するもので、主に、左右非対称で曲線的な製品の量産を得意としています。
- 木製ルアー
- チッペンデール調の家具脚
- その他棒状の製品
などが製作可能です。
量産加工ができる木工機械
弊社では金型をマスター型として使用しています。型に倣って加工するので、手作業では難しい曲面の形状を木工旋盤で効率的に量産できます。
ならい旋盤(コッピングマシン)による木工部品製造手順
1.材料の切断
バンドソーで材料を必要な大きさにカットします。使用材はマトアで、今回使用するならい旋盤(コッピングマシン)の他にも、大物に対応した2軸のならい旋盤(コッピングマシン)も保有しております。
2.ならい旋盤(コッピングマシン)で切削
カットした材料を機械にセットし、木工旋盤加工を開始します。この時、材料を正確に配置することが重要です。
こちらは1軸ですが、全長75㎝の大型に対応の2軸のならい旋盤も保有しています。
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▼加工後
木工旋盤工程はYoutubeでも公開しています。動画は以下からご視聴ください。
3.サンディング
スピンドルサンダーでサンディングを行います。
異なる番手のペーパーを使い分け、複数回サンダー掛けを行います。
4.手仕上げ
手で表面の状態を確認しながらペーパーがけを行います。
完成品
ピアノ椅子脚部品の加工をご紹介しました。このように、家具調(チッペンデール調)の脚といった曲線的な形状加工が可能です。
「ならい旋盤(コッピングマシン)」による曲線加工のご依頼ならお任せください。
安定した生産体制で、木工旋盤機会により曲面の木材加工品を量産したい方におすすめの加工方法です。弊社では協力会社との提携によりマスター型製作手配のご相談を承っております。
弊社ではならい旋盤(コッピングマシン)を使用した木材加工により、ならい旋盤(コッピングマシン)の知識やノウハウが豊富な専門会社です。木材パーツの製造や量産をはじめ、木工製品を製作いたしますので、興味のある方は下のお問い合わせフォームより試作・量産のお見積もりなどお気軽にご相談ください。
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2024/6/24追記:ウッドルアーのボディ製作のお問い合わせをいただきました。
2024/7/08追記:旋盤 ペーパー掛け 治具 を作成しました。